Principle
(大切にしたいこと)
Unchanging things,in the changing scenery
(変わらないものを移りゆく景色の中で)
“piece=peace”
ふとした日常の瞬間に、思いがけず出会う景色がある。
それは
季節が巡り、芽吹きが芳しい香りと共に慈愛に満ちた太陽を運んでくることとか。
午睡から覚めて自分がどこにいて、今いつなのか、自分は誰なのか戸惑う時とか。
汗が噴き出す陽射しから逃げるように木陰の中で顔や首を水で潤す時とか。
暑い夏の終わりの名残を感じつつ、涼しげな風が頬を過ぎ去って行く時とか。
紅葉が散り、周りの海を赤く染める様を思い描く時とか。
夜眠る時に太陽の匂いを感じながら布団に包まれる時とか。
ふと見上げた星空から流星が落ちてきた時の驚きとか。
暖かい部屋で温かいシチュー皿に手を添え湯気に顔をうずめる時とか。
そして、
樹や草の表情は移ろい、景色は心象へと。
目を凝らせば、さりげなく散りばめられている。断片の数々。
ふとした日常の瞬間に、思いがけず出会う景色がある。
それが素敵でなくて他に何がある?
Overview(概要)
絶えざる人の営みと、自然との関係性を。
どこかの誰かの何かの役に立てることを。
そして居心地の良い、ずっと佇んでいたい場所を作ることを。
Atitude(取り組み)
”品と質”
流行だけではなく、土や、草木や、石や、鉄や、コンクリートのひとつひとつの個性を拾い集めながら、ひとつひとつ積み上げることを。